内訳としては、463人のうち、受験生本人がコロナに感染していたのは211人で、濃厚接触者は252人だった。追試験が許可された1657人のうち、およそ4人に1人がコロナの影響だった。
トンガ沖で起きた大規模噴火による津波の影響で、追試験が許可されたのは6人だった。共通テスト当日に東京大学前で起きた刺傷事件で、精神的な動揺を受けて、追試験が許可されたのは4人だった。
今回の共通テストの追試験の対象者(1657人)は、去年の1722人に次いで、過去2番目に多かった。
追試験は29日と30日に行われる。
コロナの影響で、追試験も受けられなかった受験生については、文科省は、各大学に対して、2次試験などの個別試験で合否を判定するよう要請している。 また、再試験の対象となったのは191人で、このうち181人は、津波警報の影響で試験が中止になった岩手県・宮古短期大学部の受験生。残りの10人は、試験監督の不手際により再試験を受けることになった受験生。
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